2018年1月14日日曜日

2018年1月グループディスカッション報告

今年度は中ごろに男女共アテンダント不足だったため、いろんな方法でアテンダント募集をして、たくさん人が集まったため、
1/14に開催した第4回定期研修会は新人アテンダントも多く36人の参加でした。
これまで通り3つのグループに分かれてディスカッションを行いました。


海外支援【13人参加】 担当:山口・沖田・木村・坂本


はじめに参加者に自己紹介、今回なぜこのテーマを選んだかを話してもらい、海外支援の始まったきっかけ、どのような国にそんな支援をしているかを映像を使いながら沖田が話をしました。
そのあと、木村と坂本の2つのグループに分かれて、木村からはコスタリカ、坂本からはネパールでの修行研修での体験談、修行研修でどのような事をやってきたか、その国の状況をそれぞれ話しました。
その後、この研修を受けて実際に海外支援についてどう思ってるかの意見を聞き意見交換をしました。
参加者から、「海外支援をやってるのは知っていたけど、海外支援をはじめたきっかけ、いつからやってるのか知らなかったので知る事が出来て良かった。」というような意見をもらいました。
今回研修から海外支援について、メインストリーム協会がなぜ海外支援をやっているのかを伝えていきながらアテンダントさんに知ってもらうのはとても大事なことだと改めて感じました。




参加者の感想
・人と人とのネットワークの強さ、大切さを感じました。
・大変そうだなという印象を持っていたが、現地で様々な経験をされてとても有意義だなと感じた。
・日本とは違い、海外ではまだままだ支援や法律が必要な部分が多く、活動をもっと多くの人に知ってもらうことが求められているなと思いました。
・話を聞けて良かったがディスカッションにはなっていなかった。




自立生活運動【9人参加】 担当:鍛治・数矢・藤原

これまで同様「過去・現在・未来」と題し、川崎バス闘争や府中療育センター闘争の事、
また介助時間上限問題における西宮での動きについて藤原、鍛治が話していきました。

「未来」の部分では西宮における障害児の教育環境問題、また相模原殺傷事件の事をディスカッションしました。
いずれの話も参加したアテンダントは真剣に聞いてくれていました。
特に障害児への教育環境問題については初めて耳にするアテンダントも多かったようでいろんな意味で共に有意義な時間となりました。

参加者の感想
・自立生活をするために、今までたくさんの人達が声をあげて、行動をおこして運動してきた歴史を学ぶことができて、とてもいい研修を受けさせてもらいました。
・障害があることで差別され、地域での暮らしにくさを改めて感じ、悔しく感じました。



メインストリームのあれこれ【14人参加】 担当:藤田・太田・宇佐・真名野

このグループでは、主に今年度アテンダントを始めた人を中心に参加してもらっています。
アテンダントをやってみて、疑問に思っているけど誰にも聞けていないことを話してもらい、先輩アテンダントの経験を聞いたり、アテンダント同士で一緒に考え話し合っています。



1月ということで今年度の新人アテンダントでも、たくさんアテンダント活動している人が多く、意見や質問が多く出ました。
ベテラン組も自分の経験話や考えなどをよく意見を出してくれて、ベテランと新人の意見交換がしっかりできました。

参加者の感想
・アテンダント歴が長い方でも、今でもわからないことがあったり、緊張するときがあると知り、私だけが緊張しているわけではないということが分かって安心しました。
・普段顔を合わせない方の話を聞くことができて、いろいろな発見がありました。
・他の人のアテに入ってる様子や、自分の思い込みで考えていたことをくつがえしてくれたのが、とても参考になりました。





今回もたくさん意見をだしていただき、参加したアテンダント同士、アテンダントとスタッフの間でいろんな意見を共有できだと思います。ありがとうございます。

1年通して、この3つのテーマでやってきていますが、感想の中運動の歴史や、海外支援について知らなかったことが知れてよかったという感想がとても多く、この活動を広げていく重要性を感じてもらえました。

アテンダントのみなさんにも、伝える側、広げる側の人になってもらえるくらいに、メインストリームの活動を共有していく必要性を改めて実感しています。



アテンダントのみなさんで研修内容へのご意見等がありましたら、定期研修課メンバーへぜひ教えてください!

今年度の研修会は、残り1回です。
3/28(水)13:30-16:30@メインストリーム協会事務所です。
よろしくお願いします。